WHISKY HISTORY in OSAKA 2018のブース紹介です。

いよいよ今週末に行われます、WHISKY HISTORYに出展することになりましたが、ブース内の詳細が決まってきましたのでアップします。

台風25号が心配なところですが、北陸と関西を繋ぐサンダーバード先生の機嫌を伺いながら、万一そっぽを向かれても到着出来るように準備しているところです。

WHISKY HISTORYに関しての詳細はNBAの公式サイトをご参照下さい。

今回ブースのお手伝いには、ポートシャーロットが大好きすぎてポートシャーロットばかり買っている“ポニキ”ことポートシャーロット飲みたい兄貴も参戦してくれることとなりました。少しポートシャーロットもブースに置く予定です。

それでは一部ですが今回のラインナップをご紹介します。

・ポートシャーロット 2001-2018 17年(16年) 55.8% Adelphi Selection for Adelphi club Denmark #841

アデルフィがデンマークの有志に向けてボトリングした1本です。バーボン樽熟成。ポートシャーロットの2001年ヴィンテージはそのほとんどがもうすでにボトリングされてしまったらしいです。大分荒々しいですが、希少になっていく2001年蒸溜のポートシャーロットを是非一度お試し下さい。日本未発売

・ポートシャーロット 2002-2017 15年 58.6% Rest & be Thankful for La Maison du Whisky “Cellar Book” #329

LMdWの”Celler Book”向けにR&BTがボトリングした1本です。シェリーホグスヘッド樽熟成。ノーズはホワイトペッパーやオレンジオイル、ピートは控え目。テイストはマンダリンオレンジやカカオパウダー、ビターなオランジェット。非常に綺麗なシェリー樽熟成ポートシャーロットです。是非お試し下さい。日本発売済

・ポートシャーロット 2003-2017 14年 55.5% Hidden Spirits “PCL.317” #641

ヒドゥンスピリッツはイタリアの新興ボトラーズです。2ndフィルオロロソシェリーホグスヘッド樽熟成。ノーズは溶剤の中にドライマンゴーや黄桃。テイストはグレープフルーツのワタやビターチョコレート、口の中の水分が奪われる様な樽の焦げ感。少々じゃじゃ馬なポートシャーロットです。一度お試し下さい。日本未発売

・ポートシャーロット 2004-2018 13年 The Islay Boys Rona’s Cask (for Feis Ile 2018) #883

ジ・アイラ ボーイズはアイラ島出身のドナルドとスミスがアイラ島で立ち上げたボトラーズです。リフィルシェリーホグスヘッド樽熟成。熟成はなんとポートシャーロット(地名)にあるドナルドの家の庭の倉庫で行われ、そしてアイラフェス2018に合わせてリリースされました(合わせてリリースしただけなので一般販売しています)。ミネラル豊富なポートシャーロットです。お試し下さい。日本未発売

インチガワー 1974-2006 BBR 46%

10年ほど前にリリースされたインチガワー。お世辞にも有名蒸留所とは言えないですが、独特の珍味感などは一定の支持を受けている印象です。このボトルは加水で10年以上経過しこなれ感が出ており、金柑やジンジャー、スムースで雑味の少ないフルーツ感が特徴的です。少し栄養ドリンクのような甘みもありますが、それもきっとプラスに感じられる、よくまとまったボトルです。

マノックモア 1990 18年 54.9%

ディアジオが昔ボトリングした、マノックモアのスペシャルリリースです。
香りはかりんとう、シナモン、アプリコットジャム、穏やかな麦感。 飲むと餡蜜、ジンジャーシロップ、ルイボスティー、焼き色のついたパン、余韻はスパイシーだがシェリーのニュアンスがしっかりと現れます。さすがMHDと言わしめる質の高いシェリー樽熟成のウイスキーをご賞味ください。

グレンスコシア 10年 レジェンド・オブ・スコシア ピクチャーハウス100年記念

キャンベルタウンにあるピクチャーハウスの100周年を記念したボトル。ピーテッドのスコシアという珍しいタイプですが、フルーツ感が多彩な、あまり経験したことのないスコシアでした。非常にコスパがよく美味しいです。

アベラワー 1988 アーカイヴス WHISKY FAIR TAKAO向け 50.5%

今年上半期にリリースとなった台湾のフェス向けアベラワーです。バーボン樽熟成だと思いますが、トロピカル感を伴うフルーツ感に満足感を覚えやすいボトルだと思います。オフィシャルではあまり経験できない、非シェリー系のアベラワーが奏でる長熟のフルーツ感を是非堪能下さい。

まだまだボトルは持っていくのですが、時間と記事の都合上、ここまでにさせて下さい。当日皆様にお会いできることを楽しみにしております。

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